評価 : 4.2
もくじ
キラウエア・カルデラ(キラウエア火口)地図
ボルケーノ・ハウス Volcano House
何と言っても、その立地がスゴイ!なんたってハワイ火山国立公園内、しかもキラウエア・カルデラを見降ろせる位置にあるんですから。
ボルケーノハウス(2015年9月)
歴史あるホテル
創業は 1846年。約170年続く老舗ホテルです。「トム・ソーヤーの冒険」の著者、マーク・トウェイン が宿泊したのは有名な話。
いつの時代か分かりませんが、昔のボルケーノハウスの写真が、ホテル内の階段の踊り場に飾られていました。下は、その飾られていた写真を撮ったもの。
昔のボルケーノハウスのパノラマ写真(左右にスクロールします)
現在のボルケーノハウスの建物は4代目。3代目は火事で半焼してしまいましたが修復され、現在は ボルケーノ・アート・センター として生まれ変わっています。
詳しい話は、下記のページがとても参考になります。ボルケーノハウスの公式サイトよりも詳しい!
参考サイト
レストラン
「ザ・リム」の朝食ビュッフェが人気。トレイルを歩く前に腹ごしらえするのにオススメです。
ボルケーノハウス内のレストラン「ザ・リム」。ホテルの朝食ビュッフェなのに、わりとリーズナブル!美味しいしオススメです。
ギフトショップ
小さいながら2軒のギフトショップがあります。コナやリゾート地では見られない火山らしいグッズも並んでいるので、ABCストアなどに飽きた方はぜひ!
ボルケーノハウスにある2軒のギフトショップは、ボルケーノチックなお土産がいっぱい!寒いときは上着も買えます。
実際に泊まってみた!
2015年9月、実際に宿泊しました。宿泊施設としての詳細は下記をご覧下さい。
キラウエア火山のホテル、ボルケーノハウスに泊ってきました!お部屋はクレータービュー。夜になるとハレマウマウ火口の赤い […]
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暖炉でぬくぬく
ボルケーノハウスは、宿泊者以外でも気軽に立ち寄れる休憩所のようなもの。ビジターにとっても、何やらとても落ち着ける場所なんです。
当初、南国であるのにロビーの暖炉に火が灯されていることに驚きました。でも、何度も訪れているうちにボルケーノの寒さを実感し、これが当たり前な風景に変わってくるんですよね。
ロビーの暖炉(2005年:リノベーション前)
冷え込む雨の日、少し薄暗いロビーの中にパチパチと音を立てて影を揺らす火と、その温もりが心に沁みます。暖炉の前のロッキングチェアは特等席。いつも誰かが椅子に揺られながら寛いでいます。
暖炉の火
暖炉の火は、100年以上燃え続けている。
そう伝えられていましたが、現在はどうでしょうか。ボルケーノハウスは、2009年から2013年にかけてリノベーションをしています。その間は、さすがに消していたのでは??真相は分からないので、ご存知の方、教えて下さい!
ロビーの暖炉(2015年:リノベーション後)
個人的には、リノベーション前の方が重厚感があって好きでした。
暖炉の火が噴火している火山のように見えました。なんだかオシャレ。
火山っぽい
展望台が秀逸!
2021年9月30日、4か月ぶりにハレマウマウ火口が再噴火。新しい見学場所「ウエカフナ」から湖面が少し見えるようです。(2021年10月13日現在)
ボルケーノハウスの屋内を抜けてカルデラ側に出ると、そこは展望台。カルデラが見渡せます。
2019年7月撮影(左右にスクロールします)
マウナロア
2018年5月以降の劇的ビフォーアフター
2018年のハレマウマウ火口の噴火でカルデラの風景はかなり変わりました。遠目にはなりますが、ハレマウマウ火口の陥没ぶりが窺えます。
カルデラ全体の変化
カルデラの手前側はそれほど変化がないので、荒々しさは感じません。穏やかな雰囲気。
カルデラ(2015年9月)
カルデラ(2019年7月)
ハレマウマウ火口
遠い位置にあるので、カメラの望遠を目一杯利かせて撮っています。
激変の中心地、ハレマウマウ火口。以前は、平らなカルデラの中にポコリと綺麗に空いたハレマウマウ火口がありましたが…
ハレマウマウ火口(2015年9月)
ハレマウマウ火口(2019年7月)
かなり形が変わっちゃいましたね。(写真は同じ倍率で撮っています)
ハレマウマウ火口の底のように見えている平らな部分は、底じゃありません。現在の ハレマウマウ火口 は蟻地獄の巣みたいな形をしていて、火口の中心はもっと深いんです。
そんなハレマウマウ火口の詳細については、次のページへ!
2020年12月20日、ハレマウマウ火口が噴火!2年数カ月ぶりに溶岩湖が戻ってきました!